梨泰院群衆雪崩事故はなぜ起きた?過去に日本でも!渋谷は大丈夫?

2022年10月29日に梨泰院(イテウォン)で起きた群衆雪崩事故のニュースが飛び交っています。

楽しいはずのイベントが大惨事になってしまいました。。。

日本でも群衆雪崩が起きた事例はあり他人事ではありません。

今回は群衆雪崩の危険性を皆さんにも知ってもらう為にまとめていきます!

目次

梨泰院(イテウォン)群衆雪崩事故はなぜ起こった?

群衆雪崩とは?メカニズムは?

群衆雪崩・・・人が密集した場所で、一人が倒れることによって、周囲の人々が雪崩を打つように、広範囲にわたって連鎖的に転倒していくこと。→将棋倒し

[補説]転倒が一方向に起こるものを「将棋倒し」、人がより密集した状態で起こり、転倒が多方向に広がっていくものを「群衆雪崩」と区別することもある。

引用:小学館 大辞泉

将棋倒しと聞くと馴染みがある方も多いのではないでしょうか?

群衆雪崩が発生する密度としては1㎡あたりに10人程度で起こる可能性があるとのことです。

大阪工業大学吉村英祐教授の行った実験

逃げ場のない空間に人が密集した場合、一体どのくらいの圧力に人体がさらされるのかという実験。

実際参加した人の声では密度が1平方メートルあたり12人になると半数以上が身動きができないと感じ、13人になると多くが息苦しさを感じ、14人になると3割以上の学生が呼吸困難を訴えたということです。

1㎡14人という人数になると押される方向に270キロもの圧力がかかるとのことです( ゚Д゚)

梨泰院(イテウォン)群衆雪崩事故当時の人口密度は?なぜ起きた?

梨泰院(イテウォン)の今回の事故では人口密度が1㎡あたり14~15人であったとされています。

この数字は上述した吉村教授の実験で3割の人が呼吸困難を訴えた密度になります。

事故当時も呼吸困難に陥った人が倒れてそこから群衆雪崩が起こったのではないかという見方もあるとのことです。

日本で過去に起きた群衆雪崩事故

明石花火大会歩道橋事故

2001年7月21日に兵庫県明石市で発生した事故。

花火大会の最寄り駅近くの歩道橋で駅からくる人と会場から駅に向かう人が合流する地点で1㎡あたり13~15人という高密度になってしまい群衆雪崩が発生し11人が死亡、183人が負傷するという事態になった。

亀岡市花火大会(あやうく事故に)

2022年8月11日に開催されたか京都府亀岡市での花火大会終了後に駅に向かう客が殺到しあやうく事故につながるところだった。

渋谷ハロウィンは大丈夫なのか?

2022年は3年ぶりの規制のないハロウィンとなりました。

警察の方の交通誘導などのおかげで比較的に安全ではありますが人の多さ、密度からするといつ群衆事故が起きてもおかしくないのかなと思います。。。

楽しいイベントですが浮かれすぎにはご注意を!!

この写真を見るとコミケなどもヤバそうです( ゚Д゚)

今回は梨泰院(イテウォン)の群衆雪崩事故から学ぶためになぜ起きたのか、メカニズムや過去の事例をまとめました。

安全にイベントを楽しむためにも誘導などがある場合は従ってマナーを守ってイベントに参加しましょう!!!

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